ベートーヴェン

 

 

年末にいったベートーヴェンのコンサート、
交響曲1番から順に9番までを聴くコンサートです。

 

 

前回もそうでしたが、
今回も、主催者である三枝成彰氏の解説が途中に入りました。

 

 

その話を少し。

 

 

ベートーヴェンの第九はEUの国歌
(国と言っていいかどうか)になっている。

 

 

自由の精神を曲げなかったから。

 

 

ベートーヴェンはハプスブルグ家から
お金をもらっていなかった。

 

 

これは政府からお金をもらっていなかったと
いうことと同じ。

 

 

それまでは、宮廷に雇われ、
バックグランド・ミュージックというのが役割だった。

 

 

だから音楽家の地位も料理人や給仕同様の
レベルでしかなかった。

 

ところが
ベートーヴェンは自分の音楽がBGM的な
扱いをされることを断固として拒否した。

音楽は芸術だという域まで高めた人でもある。
そして何より驚いたのは、
ベートーヴェンは、人の話は聞こえなかったが、
楽器の音は、聴こえていたというのです。

 

 

ですから、無音のまま作曲していたのではない
ということです。

 

 

同じ難聴者である江時久さんが

 

 

「ベートーヴェンの謎
聞こえないのに なぜ音楽が聴こえたのか」

 

 

という本に詳しく説明されています。

 

 

現代では、
音が鼓膜→中耳→内耳という伝わり方で
内耳を刺激する一方で

頭の骨を通って直接内耳を刺激する音もある

ということは、どの本にでも書いてあるそうです。
人の声が聞き取れなくても、ピアノの音は、
普通に聴こえるというのが
耳硬化症の方は当たり前のことのようです。
言葉を耳の穴から聞き、楽器の音などは
頭の骨から聴いているというのは

私たちの耳でもですが
中耳も内耳も健康なので、そのことに
気づく必要がないのです。

 

 

幼稚園のとき運命を聴いてベートーヴェンを
好きになったのですが、知らないことがたくさん。
今日はベートーヴェンの話でした。
では、また。ごきげんよう。

 

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